[日々の記憶]

お祭りの後は… / 2006-11-05 (日)

「伺かExpo@東京」が終わって、すっかり腑抜けになっております。
お祭りの後の切なさというか、そんな感じですねー。

しかし、そんな気分を吹き飛ばす事件が発生。
新刊「伺か☆お料理なび」に誤植が見つかりました。(汗)
28ページ目の5行目「今まで非難していた」の部分、正しくは「今まで避難していた」です。
何回も読み直していたのに、今まで気が付きませんでした。
せっかく買って頂いた方、本当に申し訳ありません。

お詫びにもなりませんが、『伺かExpo@東京』での新刊を買って頂いた方にだけ分かる、裏話を書いてみたいと思います。
まあ、内容自体は戯言なので、読み飛ばして頂いても構いません。

新刊「伺か☆お料理なび」ですが、わざと意味をぼかして書いている部分がいくつかあります。
それが6ページ目、17ページ目の終わりなのですが、思うところがあって、ああいった表現にしています。
6ページ目のさくらの呟きについては、『さくら』はデフォルトゴーストである事が、実のところ重荷になっているのではないか?という自分の考えがあったのです。
更新の止まったプラットフォームのデフォルトゴーストという立場は、ある意味とても微妙で、またゴーストとしての更新も見込めない以上、もはや象徴としての役割しかありません。
しかも彼女は『マテリア』以外の環境では動くことが出来ないという束縛があります。(工夫をすれば動きますが、それでも『Materia』本体が必要です)
そんな立場を彼女自身はどう思っているのか…と考えた結果が、あの台詞に繋がっています。

17ページ目、双葉が料理を作ってあげたい人…というのは、自分を生み出してくれた人『お父さん』だったりします。
しかし、現在、彼女に本来の『お父さん』はいません。
このあたりは、それだけで一つの話になるくらい深い話になるので、何も書けなかったのですが、そのあたりの葛藤を少しでも伝えたかったのです。
どちらも自分の勝手な思い込みですが、単なるドタバタなお話でもなく、少しだけの思い入れが伝わればいいなぁ…と思ったのでした。

雰囲気が暗くなってしまったので、ネタを一つ。

自分の使っている『iPodnano』です。
自作のジャケットシールを貼り付けてあります。(イラストは『奥の伺道』パンフレットのものを使わせて頂いています)
ジャケットシールの作り方も、いろいろとコツがありますので、そのあたりは次回更新にて。