[日々の記憶]

護衛艦いせ / 2014-08-31 (日)

護衛艦いせ

先日、佐世保に行ったばっかりにも関わらず、「護衛艦いせ」の一般公開が行われるとの事だったので、急遽、呉に行ってきました。

今回は趣向を変えて、広島から「瀬戸内マリンビュー」という列車に乗って、呉まで移動です。
実のところ、快速扱いなので自由席もあるんですが、気分を味わうなら、列車の内装が全く異なるので、指定券が必要な1号車がお勧めです。
車内では、呉宣伝のボランティアの方が、いろいろとパンフレットとか絵葉書とかを配ってくれたりしていました。どこから来たんですか?というアンケートがあったのですが、割と近場から来ている人が多かったようで、自分のような遠くから…という人は意外と少数派だったようです。

45分ほどの車窓の旅の後、4か月ぶりに呉駅に到着。
「瀬戸内マリンビュー」の中で貰った呉のパンフレットを見て、前回行けなかった「音戸の瀬戸」に行こうと決めていたので、駅の近くにある「呉観光情報プラザ」にて、「呉探訪ループバス」通称「くれたん」の一日乗車券を購入。ナイスタイミングだった見晴町行のバスに飛び乗る。
予定通り、バス停「音戸大橋上」で降りたのは良いのですが、そこからどこへ行けば、いい感じの公園に行けるのかがサッパリ(汗)。何せ山なので坂が多いうえ、今日は天気が良かったので、もうフラフラです。お茶を持ってなかったら、真剣に熱中症になっているところでした。
迷っているうちに渡し船乗り場の方に降りていきそうになりながらも、何とか見晴らしの良いところに行く事が出来ました。もっとゆっくりしたかったのですが、バスが一時間毎にしかないので、何とかそれに間に合わせるべく元の場所に戻っていく途中、もっと良い道を発見。どうやら公園とは反対の方向に行っていたようです。
不完全燃焼ながらも、再度バスに乗って、今度は「規句碑前」で下車。ここも前回行けなかった場所である「歴史の見える丘」に歩いて向かいます。大和のドックが一望できる場所で一息ついた後、今度は歩いて「入船山記念館」へ。いや、かなりの強行軍です。

結構な距離を歩いて、入船山記念館へ。「旧呉鎮守府司令長官官舎」があるところですね。ここではボランティアのガイドの方に案内して頂きました。呉の軍港を作る際に、2万人という人による相当な土木工事があった事を聞き、少し驚愕。恐るべき人海戦術です。加えて、元々有った神社まで移動させていたとは思いませんでした。しかし、呉の空襲も乗り越え、明治の建物が残っているというのは凄い事ですね。

入船山記念館を後にしたものの、バスの時間が合わないので、再び歩いて呉駅方面へ。ゆめタウン呉の中で遅い昼食を食べた後、今度は15時から臨時便があった「艦船めぐり」に参加。臨時便のためか、参加者が5名という事で、全員が2階席に陣取り、30分のクルージングを楽しみました。明日見る予定の「護衛艦いせ」も海側から間近で見ることが出来ました。いや、いせさん凄く大きくてカッコいいです。明日は超期待ですね。

艦船めぐりの後は、まだまだ行くぞとばかりに、てつのくじら館を見学した後、戦艦大和、武蔵の進水式展という企画展をやっている大和ミュージアムへ。進水式展はあまり知らなかった進水式の様子が展示されていて、なかなか興味深かったです。大和の進水式の際に配られる予定だった湯呑みの復刻品が限定販売されていたのですが、お土産は明日買う予定なので、ホテルで飲む用のラムネだけ購入。まるで地元の人のように、呉駅クレストにて夕食を買って、ホテルへチェックインです。
今日、大和波止場にて、「YAMATOウェディング」なる結婚式が行われる事を知っていたので、ホテルに荷物だけ置いて、急ぎ会場である大和波止場へダッシュ。着いたタイミングが丁度式が始まるところでした。縁も所縁もない方たちの結婚式ではありますが、これも何かの縁、祝福すべく参加です。呉市長の挨拶があったりして、割と大がかりな感じですが、記念になる良い結婚式だと思いました。末永くお幸せに!

帰り道、呉駅にある巴屋にて、アイス最中を購入し、その場でパクパク。抹茶味を選んだのですが、シャーベット風味でなかなか面白い味でした。ゆめタウン呉を通り抜ける際、3階にあるホビーショップにて、艦これモデル第2弾を一つだけ購入。地元ではほとんど売っていないのですが、呉ではいろんな所で売ってますね。ホテルに帰って開けてみたところ、瑞鶴さんでした。前の時も2回目で翔鶴さんを引いていたので、五航戦には縁があるのかもしれません。艦これでは瑞鶴さんはなかなか来てくれなかったですが。(笑)
さすがに一日でここまで回ったのはあんまり無かったので、ちょっと疲れました。さて、明日は本命である護衛艦いせの見学です。英気を養うべく、早めに寝ることにします。まあ、持ってきたWindowsタブレットで艦これはやりますけどね。(笑)

いよいよ二日目。真の目的である「護衛艦いせ」を見に行くため、呉駅9:00発のループバス「くれたん」に乗って、バス停「潜水艦隊前」に移動。しかし、今回の公開艦艇がいせという事もあるのか、前回よりも人数が圧倒的に多いです。ループバスは満員だし、艦艇一般公開のための待機列もグングン伸びる勢い。いせさん、ホントに人気者だ。割と早めに並んだおかげで、10時くらいには受付完了。時間になったので、事前の注意事項が展開され始めました。小学生以下の子供には、いせのペーパクラフトが配られるとのアナウンスにどよめきが起きる。「残念ながら、大きなお友達にはありませんよ」と前もって釘を刺されてしまいました。(笑)
時間になったので、目の前のいせに向けて移動開始。いや、近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます。デカい、カッコいい!
まずは内部の格納庫に入ったのですが、エレベータが動き出し、上の甲板に上がれるとの事に、ここでも少しどよめきが。少しだけ待った後、自分も前部エレベータに乗って甲板へ。うわ、やっぱり広いです!
それからは、各部を見ながら写真と動画を撮りまくりです。甲板が広いため、あれだけいた見学者が上がってきても、そんなに混雑しているように見えないというのが凄いですね。甲板自体が高い場所にあるので、周りの船や港などもよく見えました。念願のいせが見られて、大満足です。

見学の後、「アレイからすこじま」に寄って、スタンプラリーのスタンプを押しつつ、潜水艦も撮影。呉駅に帰るべく、バスに乗ろうとしたのですが、人数が多すぎて乗れないという状態に(汗)。幸い、12分後にもう一本来るようなので、それに乗ったのですが、そのバスすらも一杯になるという・・・。いせさん、人気ありすぎだよ。(笑)
呉駅に戻ってからは、スタンプラリーのスタンプを埋めるべく、てつのくじら館、大和ミュージアムを再度回り、お土産もゲット。大和進水式での湯呑みも手に入れました。もったいなくて、使えないかもしれませんが…。いい時間になってきたので、前回と同じく、中央桟橋ターミナル三階の「椿庵」で「たい釜飯」を昼食にする。その後は、ゆめタウン呉を通り抜ける際、またもや艦これモデル第2弾を再度一つだけゲット。まあ、昨日の時点で自分にとっては当たりなのですが、運だめしみたいなものです。そういえば、昨日の夜自分が買った時よりも売れていました。その筋の人が買っていったのかな(笑)。無事4つ埋まったスタンプラリーを観光プラザにて投函した後、名残惜しいものの、呉を出発。広島にて、新幹線に乗り換えた後、無事帰宅です。

さあ、次こそは舞鶴かな。牡蠣食べたいので、冬になってから、かもしれませんが。
あと、最後に買った艦これモデルは飛龍さんでした。空母によほど縁があるみたいですね。(笑)