[日々の記憶]

佐世保鎮守府訪問 / 2014-08-09 (土)

セイルタワー

佐世保に行ってきました。前回の横須賀に続いての鎮守府巡り第3弾です。

台風11号が九州地方に急速接近する中、新幹線に飛び乗り、一路博多へ。
とはいえ、何も考えていなかった訳でもなく、台風が近畿側に逸れて、入れ違いにすり抜けられるのでは?という思いもあったのです。
山陽新幹線は特に遅れもなく、割とあっさり博多までは到着。問題の佐世保へ向かう特急みどりは、この風の中でも運休する事無く、時間通りに運行しておりました。
これが運休していたら、万事休すと言った所だったので、一安心。
台風の直撃こそは避けたものの、風の影響は大きく、入れ違いの列車の影響で遅れる事15分で佐世保へ到着。いや…まあ、無事にたどり着けただけでも良しとしましょう。本当はこのまま快速バスに飛び乗って、九十九島パールシーリゾートへ行くつもりだったのだけど、事前の情報で島巡りの船は本日運休と分かっていたので、目的地を変更して、明日行く予定だった海上自衛隊佐世保資料館(セイルタワー)へ向かう事にしました。
資料館最寄りのバス停までは、市バスを使って移動したのですが、佐世保の市バスは割と複雑でどこ行きに乗れば良いのかが、ちょっと分かりづらいです。

セイルタワーですが、ここは海上自衛隊の設備なので全面写真撮影禁止。しかし、写真に残したいくらい色々な資料が展示されていました。幕末の開港から太平洋戦争の終わり、そして近代までの歴史を知るにはとても良い施設だと思います。
その後は、少しだけ歩いて、佐世保地方総監部の入り口だけ見てきました。(これで3つ目の鎮守府訪問だぜ!)
いろいろと歩き回っているうちに、日も傾きかけて夕方になってきたので、佐世保駅前に戻って、今度は反対側のみなと口に回ってみる事に。こちら側はフェリー用の港になっていて、海を見渡す事が出来ました。でも、横須賀のように整備された公園になっているわけでもなく、ちょっともったいない感じがしました。近くには、「させぼ5番街」といったショッピングモールもあって、ちょっと散策するには丁度良かったです。

目的のひとつである佐世保バーガーを食すべく、佐世保駅内にある「LOG KIT」というお店で佐世保バーガー(レギュラー)を購入。めちゃくちゃデカいです。
ホテルにチェックイン後、お店の人から言われた通り、上からしっかりと潰してから、早速食べてみたのですが、パティのボリュームもさることながら、レタスがたくさん入っていて、とっても美味しいですね。でも、最後は少しベーコンが多すぎたのか、厳しかったかな?(笑)
持って行ったWindowsタブレットで艦これの夏イベント、AL作戦に挑戦していたのですが、軽空母主体の艦隊のためか、夜戦大破で一回もボスまでたどり着けず…。う~ん、これは厳しそうだぞ。(汗)

二日目、台風は徐々に離れつつあるものの、未だ風が強いので、遊覧船は運行するのか、パールシーリゾートへ電話してみる事にしました。
「今日は運行する予定ですよ!」との事なので、パールシーリゾート行きの快速バスに飛び乗って、霧雨の降る中、一路パールシーリゾートへ向かう。バスの途中でSSKが見られたのですが、巨大なクレーンとかドックの迫力が半端なかったです。やはり、造船の街なのですね。
パールシーリゾートにバスが着いてから、遊覧船が出るまでに5分しかなかったので、速攻でチケットを買って、またもやギリギリな感じで飛び乗る(汗)。台風の影響もあるし、お客さんも少ないかな?と思っていたのだけど、内部の席が埋まるくらいには人がいました。
せっかくなので、甲板に上がって、海上の遊覧を満喫。霧雨が降っていたり、風が強かったりするのも、慣れてしまえば粋なものです。星の海は俺の海とばかりに、九十九島を満喫できました。でも、晴れていれば、もっと気持ち良かったんだろうなぁ。青い空が見られなかったのは、少し残念ですね。
遊覧船を降りてから、佐世保駅に戻るバスを調べてみると、何と7分後に発車。それを逃すと、かなり後になりそうだったので、後ろ髪を思い切り引かれつつ、お土産を見ることもなく、佐世保駅へとんぼ返り。

次の目的である、海上自衛隊の艦船一般公開までは少し時間があったので、「させぼ五番街」で昼食。その後、本日発売の「コンプティーク」が売っていないか、1階の TUTAYA で確認してから、公開場所である倉島岸壁へ移動。(あ、コンプティークは売っていませんでした。台風の影響?)
今回の公開艦艇は、護衛艦きりさめ。何度も護衛艦は見ているのですが、実際に目の当たりにすると、やっぱり大きいですね。
甲板を見て回っている途中、カレーの匂いがしてきたり。今日は日曜日だし、カレーを作っていたのかなぁ。あと、総員退艦の際の心得というプレートを発見したのですが、「水中爆発と鮫に注意」と書かれていました…。でも、そんなの、どうすればいいんだ。(汗)
一通り護衛艦を見た後は、一般公開されている厚生センターの売店に寄り道。いろんなものを売っていたのですが、かさばる物は買えそうにないので、「こんごう」のバッチだけゲットしました。その後は、中にある「喫茶フェニックス」にて、少し休憩。自分はアイスコーヒーにしたのですが、周りを見てみると、海軍カレーが大人気でした。横須賀とは違い、牛乳は付かないんですね。あ、コーヒーはちゃんとその場でドリップしてくれる、本格派でした。

帰りの電車までは少し時間があったので、のんびりとお土産(カステラとか明太子とか)を買いつつ、佐世保駅の周辺を散策。こうしてみると、呉や横須賀とは違う雰囲気を感じますね。名残惜しいものの、特急みどりと新幹線に乗り、自宅へ無事に帰還。今回の旅も、台風というアクシデントがありつつも、とっても心躍るものでした。

さあ、残す鎮守府は舞鶴を残すのみ。(大湊もありますが、鎮守府という意味では…ね)
舞鶴は海の幸が豊富そうなので、冬に行くのが良いのかな。とはいえ、まずは艦これ夏イベントAL作戦に本腰を入れることにします。(笑)


[日々の記憶]

横須賀鎮守府訪問 / 2014-04-28 (月)

記念艦三笠

横須賀に行ってきました。前回の呉に続いての鎮守府巡り第2弾です。(笑)

少し遅めの新幹線に乗り、新横浜へ。新横浜から直接横須賀へは向かえないので、横浜を経由しつつ、横須賀中央駅へ。
最初の目的は、三笠公園です。駅周辺をウロウロしていると、「横須賀海軍カレー本舗」を発見。流石にお昼前なのか、かなりの混雑ぶりだったので、一旦あきらめて1階のお土産を偵察したり。むう、カレーラムネとは…。(笑) 結局、荷物になるため、何も買わなかったのですが、観光のパンフレットがいくつか置いてあったのは参考になりました。
その後は、テクテクと歩いて、三笠公園に到着。噴水や流水がたくさんあり、また花壇も手入れがされていて、とても綺麗な公園ですね。まずは、公園自体をふらりと一回りしたあと、目の前に鎮座する、記念艦三笠へいよいよ乗艦です。
三笠ですが、作りこそ古さを感じさせるものの、その迫力はホンモノです。主砲はやっぱり大きいし、間近で見ると迫力満点。甲板を回って、戦闘指揮を行う艦橋に上ってみるとやっぱり高いです。上を見上げれば、それよりもはるかに高いマストがあるわけで・・・。いやあ、高所恐怖症ではやっていけませんね。(汗)
割と甲板を自由に歩き回れるので、しばらくすると構造が頭に入ってきて楽しくなります。一部改造してはあるものの、当時使用していた部屋も再現されており、後方にある長官室などは、ハンモックとは比べるべくもなく、流石は長官室という感じでした。1時間ほどで全てを見終わり、十分に堪能して下船。天気も良く、風も穏やかだったこともあり、甲板からの海の見晴しは最高でした。
歩き疲れた事もあって、公園の奥にある原っぱに寝転んで休憩。雲ひとつない空を見上げながら、何も考えずただ時間を過ごす。いやあ、とても贅沢な時間だなぁ…。天気も良かったせいなのか、家族連れの方も多かったりして、地元の人にもこの公園は愛されてるんだなーと感じました。

今度こそ、カレーを食すべく、駅に戻りがてら「横須賀海軍カレー本舗」へ。流石に時間がずれていたせいか、ほぼ待たずに席に座る事が出来ました。艦これ系のカレーもあったのですが、まあ今回は普通のカレーをという事で、カレーとデザートのチェリーチーズケーキを頂きました。カレーは言うまでもなく、チーズケーキもチーズが濃厚でおいしかったです。カレーにセットで牛乳が出てくるのが面白いですね。
お腹も一杯になったので、今夜の宿へ向かうため、横須賀中央駅から汐入駅へ移動。チェックインまでは時間があったので、明日の「軍港めぐりクルーズ」の予習を兼ねて、ヴェルニー公園を見てみる事に。しかし、いきなり目に飛び込んできたのは、公園の前にデンと構える「かき小屋」でした。横須賀で「かき小屋」…? 気になったので中も見てみたのですが、広島や宮城から取り寄せた牡蠣を焼いて食べることが出来るようです。おいしそうではあるものの、さっきカレーを食べたばかりなので、今回はパス。
ヴェルニー公園ですが、アメリカ軍の軍艦や自衛艦が眺められる海沿いの綺麗な公園でした。海沿いのボードウォークもあり、散歩するには最高の場所ですね。隣接されているヴェルニー記念館を見学しているうちに、日も落ちてきたので、今夜の宿へ向かう事に。宿で見た「モヤさま」が横須賀だったのには、ちょっと笑ってしまいました。いや、そこ今日行ったとこだし。(笑)

二日目はいよいよ「YOKOSUKA軍港めぐり」です。予約はしてあったものの、余裕を持って9時頃にチケット売り場へ行ったのですが、GWとはいえ、平日なのに参加希望者が続々と集合。集った層も老若男女問わず幅広いのが意外でした。乗船までは時間が有ったので、ヴェルニー公園をブラブラしつつ、10時少し前に乗船開始。天気も良かったので、2階のデッキに乗り込んだですが、左側に乗ってしまったのが運のつき。よくよく考えれば分かるのですが、船が見えるのは全て右側なんですね。これには少し後悔しました。
定刻となり、ギリギリに乗り込んでくる人もありながらも、ツアー開始。いや、やっぱり船は良いですね。風は強かったものの、陸地からは遠めにしか見られない船が間近で見られるのはテンションが上がります。陸地からは殆ど見えない原子力空母ジョージワシントンの姿も見る事が出来ました。案内の方が言っていましたが、現在は艦載機を搭載してないとの事。現代の空母も全速で航行していないと艦載機を飛ばせないため、外洋以外では艦載機を陸上に移動してしまうのだとか。今ならカタパルトで強制的に飛ばせるのかと思いましたが、意外でした。しかし、遠めに見てもその巨大さは別格ですね。
いろいろな船を見つつ、ぐるりと湾を一周して、ツアーは終了。「ひゅうが」さんを見られなかったのは残念だけど、十分に堪能できました。乗船所に近づくと、本日2回目を待つお客さんがずらりと並んでいました。平日なのに凄い人気なんですね。帰り際、お土産コーナーの「きりしま」「しらせ」「ひゅうが」カレーを3缶づつ買い込みました。とても持てないので、宅配便を手配。これで明日はカレー三昧か?(笑)

その後は、どぶ板通りを通って、再度三笠公園に行ったり。天気も良かったので、再度草原に寝転ぶ。しかし、事のほか日が照っていたのか、気が付くと、かなり顔が焼けてしまいました。5月といえども、結構焼けるものですね。(汗)
名残惜しいものの、いつまでもこうしてるわけにも行かないので、横須賀を出立。ふと思い立ち、横浜の「カップヌードルミュージアム」に向かう事にしました。このあたり、相変わらず行き当たりばったりですね。電車を乗り継ぎ、みなとみらい駅に到着。しかし、同じような景色が続くビル街のためか、なかなか見当がつかず、少し迷ってしまいました。何とか着いた「カップヌードルミュージアム」ではお手製のカップヌードルを作ったりして楽しんだり。平日のはずなのに、結構家族連れが多くて、かなりの盛況でありました。考案者である百福さんのビデオも流れていましたが、いや、百福さん、とっても凄い人ですね。
帰り道、パシフィコ横浜近くの臨港パークとやらに寄り道。ここも海が見張らせる、とても素敵な公園でした。もう少し散策したいところでしたが、ここでタイムアップ。新横浜へ向かい、帰りの電車にて帰路に。

前回の呉に負けず劣らず、今回もとても充実した二日間でした。さて、次は「佐世保」or「舞鶴」ですかね。うーん、佐世保は遠いなぁ。今度ばかりは飛行機か?

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[日々の記憶]

呉鎮守府訪問 / 2014-04-06 (日)

旧呉鎮守府

呉に行ってきました。いや…まあ、何のことはない、要は鎮守府巡りですよ。(笑)

朝一の新幹線に飛び乗り、一路広島へ。広島からはJR呉線に乗り換え、40分掛けて呉駅に到着。
初日は「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」の見学です。
呉駅から連絡通路を渡り、大和ミュージアムへ行く途中、陸地にドンと置いてある潜水艦(てつのくじら館)を見て驚く。で、でかい。(汗)
「大和ミュージアム」に入る前、屋外に展示してある戦艦陸奥の主錨や主砲(41センチ砲の砲身)を見たのですが、とにもかくにも、その大きさに驚く。特に主砲の迫力には圧倒されます。こんなのがブッ放されるところは想像すらつかないスケールです。
屋外展示を堪能した後、早速「大和ミュージアム」の中へ。現在、大和ミュージアムは企画展が併設されており、そちらでは艦橋の一部が再現されていて、主砲の発射シーケンスが再現されておりました。これも必見だと思います。
内部の展示物の中では、1/10大和の模型も凄い迫力ですが、技術者の端くれとしては、図面などの資料もとても興味深かったです。特攻兵器「回天」のあたりは、特攻隊員となった方の実声による遺言が流されており、涙なくして見られません。
3Fにある「大和シアター」では生産技術が説明されていて、一技術者としては興味深い内容でした。また、4Fのテラスからは呉の港が一望できるので、ここからの眺めもお勧めです。天気が良ければ、屋外の大和波止場も眺めがよく、また足元のタイルで大和の大きさが表現されているので、歩き回ってみると、大和の巨大さが感じられて面白いと思います。
その後は「てつのくじら館」へ移動。ここでは本物の潜水艦の内部を一部見学する事が出来るのですが、これがまた面白かったです。
とにかく潜水艦内は狭いという事が分かります。唯一の個室である艦長室ですら狭く、乗り組む方の苦労が実感できます。その反面、食事が非常に普通のものだったのが意外でした。
と、ここまでで一日目は終わり、投宿。「コンフォートホテル呉」に泊まったのですが、早期予約なら宿代も安く、朝食無料やウェルカムドリンクなどサービスも良かったので、個人で泊まるには十分すぎる宿でした。しかし、この夜、途中で購入した「終物語(下)」を読み始めてしまい、すっかり夜更かし状態に。あ…明日が辛そうだ。(汗)

次の日は海上自衛隊の艦船一般公開へ。「くれたん」と呼ばれるループバスに乗って、いざ会場へ向かいます。この頃は天気が良く、日も当たって暖かかったのだけど、まさかあんな事になろうとは…。
この日の初回である10:00からの公開に参加したのですが、結構な人数が集まっていました。基地の中に入ると、港に停泊しているいろいろな艦船が近場で見られるので、写真を撮りまくりです。(笑)
途中、空母っぽい船が見えたので、よくよく確認してみると、「護衛艦いせ」さんじゃないですか!
遠めにしか見えなかったけれど、その巨大さとカッコよさは別格でした。いつか、見てみたい船ですね。そして、今回見る事が出来たのは「掃海母艦ぶんご」。百聞は一見にしかずとは言いますが、まさにその通りで、とにかくその大きさと機能美のカッコよさに惚れました。
見学が終わる頃から、大雨+強風となり、大変な事に。傘を持っていたものの、風のために役に立たず、ほうほうの体でバスに乗り込み、総監部前へ移動。
ここからは、呉地方総監部の一般公開に参加です。この頃には雨が上がってきたので、助かりました。案内の自衛官の方は、全身濡れているはずなのにとてもフレンドリーに説明して頂けました。(今回案内が始めてだったのだとか)
呉地方総監部は、旧呉鎮守府の建物。とても趣のある建物で、ちょうど桜の舞い散る季節でとても風情がありました。(上の写真は旧呉鎮守府の建物)
そこからは歩いて、呉駅周辺まで移動。そのまま帰っても良かったのですが、せっかくなので、呉中央桟橋ターミナルビルにある「椿庵」にて「鯛釜飯」を頂く。20分掛かるものの、炊きたてを出してくれるので、おいしかったです。さらに加えて、運試しとばかりに、途中にある「ゆめタウン呉」の 3F にあるホビーショップ(ここの品揃えはかなり頑張ってますよ)で「艦これモデル」を一つ購入。(中身はシークレットの矢矧でした。当たり?)

割と弾丸旅行っぽかったものの、非常に濃密な二日間を過ごさせて貰いました。次は、横須賀鎮守府にでも行ってみるかな?


[日々の記憶]

ダウンロード販売とか / 2012-04-30 (月)

伺かアニバーサリー(仮)」にて頒布を行った小説本「とらぶる・ばけーしょん」をダウンロード販売してみる事にしました。


HeavenSystem
とらぶる・ばけーしょん

以下にも書いてありますが、今回のデータは DRM制限をしていない PDF データなので(但し、印刷とデータ抜き出しの制限は掛けてあります)、iTune 経由で iBooks に登録する事も可能です。新しい iPad であれば、オリジナルの A5 オフセット印刷とほぼ変わらない状態で閲覧できます。
もちろん、PC上でも何の問題なく閲覧可能です。

ニーズが極めて少ない事が分かっているにも関わらず、こんな酔狂な事をやってみようと思ったのは、新しい iPad に関係していたりします。
興味本位で過去に出した自分の本を PDF 化していた時に、ふと思い立ち、そのデータを新しい iPad で見てみたところ、高精細な画面と相まって、ほとんど紙による印刷と変わらないクオリティである事が分かり、衝撃を受けたのです。
しかも、PDF データであれば、iTune 経由で iBooks に登録する事も出来ますので、普通の電子書籍と変わらない形で扱う事も可能です。加えて、電子データなら、多少容量は重くなるものの、挿絵もカラーで収録する事も容易という利点もあり、これならダウンロード販売もアリかな?と思い立った訳です。
今回のデータは、現時点でのタブレット端末の表現力を考慮し、元々のデータを 250dpi から作成して、解像度等は殆ど印刷と変わらないようにしました。その反面、データ容量が大きくなるという欠点もありますが、タブレット端末ですらストレージ容量はギガバイトクラスが普通になりましたし、ブロードバンド環境が普通となった今なら、問題ないと判断しました。
実のところ、今回電子データ化するに当たり、一番問題になったのは、本文のレイアウトを大きく変えるか?という事でした。
今回のデータは、A5原稿をそのまま PDF 化したため、文字自体の大きさがあまり大きくなく、タブレット端末なら問題ないものの、スマートフォンの画面だとかなり読むのは厳しいと思います。スマートフォンに対応しようとすると、大幅なレイアウトの見直しになるため、今回は、そのままオンデマンド印刷の本を電子化するというコンセプトの元、そのままの形でデータ化しています。(但し、挿絵はカラーに差し替えてあります)

「伺か」等も含め、マイナーな同人即売会は関東で開催される事が少なくないため、イベントに来る事が出来ない地方の方に向けて、今後、こういった頒布の方法もアリなのかなぁ…と考える、今日この頃なのでした。


[日々の記憶]

伺かアニバーサリー終 / 2012-04-15 (日)

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「伺かアニバーサリー(仮)」無事終了しました。参加者の皆様方、お疲れさまでしたっ!
本を買って頂いた方、スペースへ来て頂いた方、ありがとうございましたー。
日帰り弾丸ツアー状態だったのですが、忘れないうちに出来る限りのレポートを書いときます

前日の13日の夜、19:00 くらいに会社でプログラムのミスが見つかり、
「プログラムのミスが見つかりましたー」
「何ィ、今から客先に謝りにいくのかーっ(大汗)」
…とゆーようなやり取りがあって、大ピンチだったのだけど、幸いにして大事に至らず。
何とか、14日7時台の新幹線に飛び乗って、一路東京へ。

品川経由で、JR板橋駅へ到着。西口に出ると、雨が降っておりました。…そういえば、前回も雨だったような。そう、雨の中、ジャンケン大会で押し付けられた貰った分厚い辞典を持って帰ったのは、遠い思い出です。(笑)
流石に道も覚えているので、特に迷う事も無く、会場である「ハイライフプラザいたばし」に到着。おはようございますー。

お隣さんは、机に並べられないくらいのラインナップを誇る「第18戦技研」さんと、黒姉さんのガレキとドール服を頒布していた「水戸こんどり屋」さん。その間で、無事に届いていた荷物を開封しつつ、スペースの設営も無事完了。
そうこうしているうちに、一般参加者の入場となり、即売会の開始となりました。前回は、尋常でない一般参加者の数だったため、いろいろと危険だったのですが、今回は特に問題なく、ゆるやかにスタート。個人的には、結構な人が来てるなぁ…という印象でした。「伺か」というジャンルもまだ安泰という事でしょうか。

自分の新刊の方は、予想通りというか、まったりとした売れ方。とはいえ、前回に買って頂いた方が、再度来て頂けるのは嬉しい限りです。
しかし、今回の新刊の表紙デザインが既刊のものと酷似していたため、そのあたり混乱してみえる方もいたように思います。こればかりは、自分のデザイン力の無さが要因ですね…。また、席を離れた際に、看板代わりの新刊展示に紙をかぶせてしまい、しばらくそのままだったという失態も。外から見たら謎な状態になってたんだろうなぁ…。(汗)
ある程度落ち着いてきたところで、隙を伺い、こっそりと買い物へ。10周年記念誌などを無事ゲット。本当は、もっといろいろな本が欲しかったのですが、大半は完売してしまっていました。こういう時は個人参加が辛いですね。以下、戦利品です。

  • 異世界への旅人(向こう側) :バトルシーンがとてもカッコいいです。
  • 伺満開(ていじま) :言わずと知れた10周年誌。
  • うかうかと2012(あるてのてぃつ) :ちょっと抜けてるさくらが良かったです。
  • 伺かジャーナル(サイハテ通信舎) :インタビューとか、読み応えがありました。
  • 鉄道擬人化1-3(第18戦技研) :自分が鉄道には明るくないのですが、擬人化されたキャラがとっても魅力的です。
  • さぎりんほん(どっかの神社) :ゴーストへの愛が伝わってきます。
  • CyberSphere:regain(STAR BOTTLE) :元カードゲーマーとしては避けられません。
  • フルアクションうにゅうMk2(LIPS) :こういった小さな立体モノは大好きです。

ちょっと早めの 14:30 にて即売会は無事終了し、お待ちかねのアフターイベントへ突入。衝撃のマスクド24川さん登場とか、最初から会場を沸かせてくれます。
伺かのアフターイベントは、いろいろな人から提供された景品をジャンケンで争奪していくのですが、相も変わらず、軽妙な園衛さんとの掛け合いは健在。ところどころ、主催のリットルさんも引っ張り出されていましたが、「ぴかぴかぴかりん、じゃんけんぽん!」には笑わせて頂きました。
今回の景品は色紙がとても多く、「ムー」とか「ソロモンの鍵」とかの謎的アイテムはあったものの、とある理由により、強烈なジャンクパーツは鳴りを潜めていた模様。(笑)
結局自分はなにもゲット出来なかったのですが、自分が提供したキーホルダーを貰ってくれた方、ありがとうございました!

終了時刻に余裕があったため、いつものような時間ギリギリの巻き進行も無く、イベントは締めの時間へ。
次回以降のイベントについては、2014年に彩伺祭10周年イベントと、来年に「何か対象を探して」10周年をやるかも…といった展開がありました。9月には安子さんオンリー元キャバクラ跡地で行われるらしいですが、歌舞伎町で同人誌即売会とか、かなりブラボーな企画です。
最後、主催のリットルさんの挨拶にて、イベントは無事に終了。
今日一日、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。スタッフの方々、参加者の方々、お疲れさまでしたっ!